安比奈誠伸お笑い日記

 僕は日記を書いています。もっとも、ちゃんと毎日書いているわけではないのですが。1997年4月から書き始めて(3月のが1日だけあるが)日記もだいぶたまってきました。ここでは、そのなかから、特に僕自身が気に入っている日記を抜粋していきます。なお、タイトルに特に意味はありません。


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4月

「大学3年ガ怖イヨー」


 4月2日 水曜 晴後曇

 本年度の授業のオリエンテーション。11時半、家を出る。13時、大学着。621教室に入る。F、H両氏に会う。
 F氏、これからバイクの免許を取ると言う。たいしたことはないらしい。ああ、俺ももう少しはやく免許を取ってればなあ。
 JCBのクレジット付の学生証を受け取る。ムダ遣いは禁物だ。
 帰り、我孫子駅前のゲーセンで麻雀。ボロ負け。柏にて丸ペン、スクールペン購入。立ち読みして帰る。
 夜、原稿を少しやる。
さあ、本年度も結構、大変だぞォ!!

 4月3日 曇後時々雨

 今日は、白鴎高校の清掃。体調思わしくなく、はかどらず。弁当、あまりうまくない。帰り、東武5階にて「秘伝4コママンガの描き方」購入。一日早い発売。バスの中で読む内に・・・ついてきた自信がまた崩れて・・・とまではいかないが、もう一度考え直したほうがいいみたいだ。
 いよいよ清掃の仕事も明日で終わりだ。最後まで、完全燃焼!?
 とはいえ、免許にはまだ程遠い。目標の半分位しかたまっていないのだ。
 兄がまさか教習所に通い始めたとは、知ろう由もなかった。まあ、これで急ぐ必要がなくなったわけだ。
 ♪働くこーとは つらいーけーどー 仕方ーがなーいのーさー 自分のためにー
 
もう、止まってなんかいられない。一歩一歩進んで行こう!などと発奮してみせる。

 4月4日 曇後晴

 バイト最終日、千秋楽なり。昨日に続く、白鴎高校。午前、調子悪し。でも速いペース(なんのこっちゃ?)。午後は順調。五時、終了。給料をもらいに行くが、経理が帰ってしまったらしく、社長らしき人から渡され、一件落着。十五日間分の十二万円いただく。
 帰り、すぐそばの銭湯、帝国湯に寄る。熱い!その後、秋葉原へ。例により、立ち読みして過ごす。
 船橋の東武にてDQ4コマ14巻購入。今回は全体に好調だ。
 夜、アシ応募用の効果線をやる。

 DQ4コマを読む度に、テリーがかっこ良く描かれているのが多いと思う。しかし、実際はそうでもない。
 「いつもこうなんだ!俺が助けて欲しいときには誰も助けてくれやしない・・・」
 ばっきゃろー!
 自分で人を避けているのを棚に上げて、何と甘ったれなことだろう。
 と言ってもオレだって同じ・・・トホホ。

 4月5日 土曜 雨時々曇り

 入学式。勧誘。雨。傘をさしながら、ビラ配り。みんな傘をさしているから、両手がふさがっている。(もう片方には体操着などが入った袋を下げている)だから、なかなか取ってくれない。
 終わった後、しばらく部室で過ごす。4時ごろ、M氏と我孫子駅前のマクドナルドで食事。
。 その後、松戸でゲーセン。不調だった。帰り、傘がないのに気付き、あわてて取りに戻る。その後、『作曲のしかた』購入。ちょっと読んでみたが、う〜ん・・・。
 夜、アシ応募用のベタフラ、少し手直し。
 さあさあ、お立ち合い。見事受かりましたらご喝采!(中略)  もし、なしのつぶてだったら、落ちたってことだろうね。当然ながら。

 4月8日 火曜 晴れ

(前略)そのあと、2号店で立ち読み。楳図かずおの『漂流教室』。怖い。映画化されたけど、映画とはかなり違うものだとすぐわかった(映画ではインターナショナルスクールという設定だが、原作では小学校)。帰れたのかなと思っていたら、結局帰れなかったのね。
 帰り、船橋東武にて、伝説巨神イデオンとガンダムII・哀戦士のCDシングルを購入。 そして、帰ってから何度も聞いてみる。いい・・・。『哀戦士』『コスモスに君と』アニメ史に残る名曲だ。
 夜、FF6をやる。ついにラストダンジョンまで来た。
 あ〜あ、眠くなってきたなあ。

が・・・学校が始まる・・・。う〜ら〜めし〜や〜・・・。

 4月11日 金曜 晴れ

 学校で、トーンを貼る。11時頃から始め、約3時間、部室に缶詰。途中、刑事訴訟法の授業をはさみ、5時頃完成。(中略)
 ほんとに百枚も、描けるのかな?でも描くしかない。
 描いていくうちに何かがわかるんじゃないかな、と思いながら・・・。

 4月17日 金曜 晴れ

 (前略)夜、FF6。苦節約2ヵ月、遂にクリア。 いやー、長かった。
 ケフカにアルテマを連発しているうちにいつの間にか勝っていた。
 「あら、勝っちゃった」
 エンディングでは脱出の風景がモノクロというか、フラッシュバック風に出てくる。そして、飛空挺の上から人々に手を振り、(中略)青空の下、大海原、そして緑の大地を、風を切って飛んで行くところで、物語は終わる。
 その後どうなったのかは描かれていないので、あっけない気もしたが、まあ値段分は楽しめた。
 その後、ネームを少しやる。

 4月18日 金曜 晴れ

 夜、寝室のビデオを直した・・・というよりも、アンテナ線と接続し直した。そして、ひらがで借りてきた、『ほしをつぐもの』を観る。
 (ストーリー)
 彼の名は吉田健児。おもちゃ会社に勤めるサラリーマン。定年を一足早く迎えようとしていた。いつものように帰る途中、なぜかテレビの取材をうける。が、カメラの前で突然倒れた。脳卒中だった。そして彼は夢を見始める。それは戦時中、小6の頃の回想だった・・・。
 長野の山村にある寺に疎開した健児たち。
しかし、村人たちともうまくいかず、脱走を決意した。東京をめざそうと、山をひたすら歩く健児たち7人。怖いときは歌を歌って気を紛らわす。しかし、空腹に苦しみ、ふと見つけたテントの前にあった食べ物を食べあさる。と、そこへ現われた男。彼は山の怖さを面白おかしく話して聞かせる。寺へ帰れ、と言われる健児たち。だが、仲間の一人が、破傷風で死んだ。涙ながらに、たとえ一人でも東京へ行くという健児たちと、男=”おじちゃん”は一緒にいくことにする。
 (中略)ところで、服装が現代風だし、看板の横文字もこの頃は右描きなのに、左描きになっている。そうか、彼の思い出の中の話だから、そこら辺はあいまいなのか。『アウターゾーン』にもそういう話があったな。おっ、そういえば、DQ5にもそういうイベントがあったっけ。いや、あれは本当にタイムスリップしてるんだった。
 そして夜、原稿にかかる・・・予定。まだやってないのに、日記には書けません。残りの書きたいことは明日に譲るとして、風呂入って、さあ、仕事仕事!

 4月26日 日曜 晴れ

 バイトに行く。江戸川区の葛西より南のところ。梱包の仕事。ダンボールの山また山。
くたくたになった。交通費込で7200円いただく。
 夜、本の整理の後、漢検の勉強をやる。

<解説>
4月2日
 駅前のゲーセンでよく麻雀をやっていた。あがるたびに点が加算され、50点以上になると景品が出てくる。
 学生証はクレジットカードにもなっている。食事のとき、いちいち小銭をださなくてもいいので便利。ただし、貯金を常に銀行預金にいれておかなくてはならない。
 ちなみに、ここに出てくる名前は原則としてイニシャルにさせてもらった。

4月5日
 ある先生がアシスタントを募集していたので、それに応募した。しかし、結局なしのつぶて。

4月11日
 応募用の4コマが遅れたため、学校の部室(コンピューター研究部)で仕上げをやった。この頃、ちょっと描くのに疲れていた。載らない4コマをまた描いてるという気持ちと、来月のに載ってるかもしれないという気持ち、どちらも本音だった。このジレンマから抜け出せたのは、ある本に載っていた、最後の1行の言葉がきっかけだった。



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